ミューツーの逆襲の映画と考察ブログ記事を読んで。

注:ネタばれあります。内容の説明はしてません。ただの個人の感想です。

                                                     

ミューツーの逆襲の映画と下記の記事を読んで。

ミュウツーの逆襲(旧版)について考察した話 - SHEEPING TIME (hatenablog.com)

 

 いい映画といい記事でした。

すごく落ち込んでいた時に観ました。

 

 短い映画の中で、テーマをしっかり表現しているのがすごいと思いました。

テーマは何なのか?それは、私の言葉だけでは説明できません。

表現していると言ってるのに説明できないって意味わかんないですよね。

そこはご愛嬌ということで。

 

 気づいたことを話しましょう。

映画冒頭のミューツーのセリフ「誰が私を産んでと頼んだのか」への答え。

それは、最後のカスミとサトシの会話。

サトシ「どうしておれたちこんな所にいるんだ?」

カスミ「さあ、いるんだからいるんでしょうね」

少なくとも冒頭のミューツーの問いかけに掛かっているのでしょう。

短い映画だからこそ、まとめることができた。

語りすぎず抽象的なもので留めているから説得力を持った。そういう映画だと思います。

 

 ここで上記の記事から引用させて頂きます。

「現実世界でも、他者から「あなたがあなたであるというだけで大好き」と価値を認めてもらうことは、とても嬉しいことです。多くの場合は親がこの「他者」の役割を果たすかと思います」

「どこかでだれかに私を否定されても関係ない。 優秀であろうと優秀でなかろうとこれが私。だって私には、私であるというだけで価値がある。」

ミューツーにはそれがなかった。本物に勝てないと、強くないと自分の存在意義を見出せなかった。あなたがあなたであるだけで認めてくれる存在がいなかった。

だからすごく苦しそうに見えました。そして、それは私自身も同じです。

そんなふうに誰かと認め合えたらきっと幸せなんだろうな。

私には想像することしかできません。どうなんでしょうか。

どなたか教えてください。

 

 好きなセリフはこれです。冒頭のアイツーからミューツーへの言葉。

「ありがとう。あなたの涙」

「あなたは生きてるの。生きているってきっと楽しいことだから」

 

この先も生きる選択をしたミューツー、記事を読んでくれた方、そして私にとっても。生きていることがきっと楽しいものでありますように。

切に願います。