どこにも居場所がなくてずっとひとりで生きてきた僕とあなたへ
少しだけ、僕の話をさせてください。
僕はずっとひとりだった。
小学校でも高校でも大学でも。
勇気を出して入ったクラブやサークルでも。
こんな自分でも誰かを想うことがあった。
でも、その想いはいつも返ってこなかった。
誰かをいくら想っても、その人は僕のことなんてこれぽっちも考えちゃいなかった。
僕は何も無い人間で、誰の世界にも誰の人生にもいない。
好きなことはあるだろうか?
僕はこの世のほとんどが嫌いだ。
惨めな毎日だった。
誰にも興味を持たれず、ただ生きてきた。
それでも、それでも日々は続くから生きていかなくてはならない。何ももたない、惨めな僕でも生きていくしかない。
私たちは生きることから逃れられない。
人生は楽しいことばかりじゃなくて、
辛いこと苦しいこともたくさんあるけれど、
歩いてきた。
私も、あなたも。
これからも、恥ずかしい思い、情けない思いばかりしながら、蔑まれ笑われながらも私はなんとか生きていきます。
だから、あなたもどうか生きてください。
私と一緒に。
この言葉の向こうに本当は誰もいなくても、誰かがいてくれると信じさせてください。
そうすれば、あなたもどこかで頑張っていると思えば、私も生きていける気がします。